Pear::Auth 認証

Pear::Auth 認証応用スクリプトファイル作成

認証応用フォ-ム LoginForm.php が準備できましたので、次ぎに Pear::Auth を利用した認証応用スクリプトを作成します。
認証応用スクリプトファイル Auth-com-3.php の内容は、
63Pear Village に戻り
左サイドナビ「Pear::Auth 認証」の中の
Pear::Auth 認証応用スクリプト PHP ファイル
から見てください。
基本的には、
Pear::Auth 認証スクリプト PHP ファイル
とほとんど同じです。
差分は赤字にて示します。
それでは差異について説明していきます。

ID と PASSWORD を 20組作成

今回はパスワ-ドの暗号化方式を crypt ではなくmd5 で行ってみたいと思います。
md5 ハッシュ値は PHP 標準の md5 関数を利用することで生成できます
。 ID と PASSWORD は 20組作成します。
ID は4桁、PASSWORD は6桁の数字とします。
md5 の PHP 関数の書式は
md5(暗号化したい文字列)
です。
crypt 関数より単純です。
それでは、ID と PASSWORD を 20組作成してみましょう。

Web 一筆箋

PHP rand 関数は乱数を生成します。
書式は
rand (返す値の最小値, 返す値の最大値)
です。
デフォルト値は
返す値の最小値:0
返す値の最大値:
Windows のようないくつかのプラットフォームでは、32767 です。
よって、32767 より広い範囲にしたい場合は必ず、返す値の最大値を指定します。
たとえば、
rand(1000,999999)
とすれば、
1000~999999 の間の疑似乱数値を一つ返します。
ここまでをまとめると、ID と PASSWORD を 20組作成するファイル内容は、

  <?php
  for ($i = 0; $i < 20; $i++ ){
   $id = rand(1000,9999);
   echo "'".$id."' => '";
   $pass = rand(100000,999999);
   echo md5($pass)
    ."',//'".$pass."'<br>";
  }
  ?>

のようになります。
これを XAMPP の中で実行すると
'2544' =>
'63cec8936123f91ad1b825b64ac45467'
,//'288552'
 ・・・・・・・・
のように画面に表示されますので
(実行するたびに表示内容は必ず変わります)
これらをコピ&ペ-ストして、編集して ID と PASSWORD を 20組作成します。
例としては
$id = array(
  '2544','6147','2802','5693','4098',
  '6136','9524','8319','8675','8586',
  '4644','7781','5025','2247','3912',
  '1828','8899','2869','5079','6212');
$pass = array(
  '288552','664010','233950','499545',
  '683840','206759','260098','882528',
  '734597','473727','729214','977230',
  '215823','339913','516299','558651',
  '702517','480319','296353','301791');
のようにします。

Array ドライバでパラメ-タ定義

今回は、連想配列 $params に認証に必要な20組のデ-タを設定します。
例としては、上記で作成した ID と PASSWORD を流用すると

$params = array(
'cryptType' => 'md5',
'users' => array(
'2544' =>
'63cec8936123f91ad1b825b64ac45467',
//'288552'
・・・・・・・・・
));
となります。

これで、Pear::Auth 認証応用スクリプトファイル作成の差分説明は完了です。
引き続き、Pear::Auth 認証応用組込ドキュメントファイルを作成します。


Pear::Auth 認証応用組込ドキュメントファイル作成 に続く
Pear::Auth 認証応用フォ-ムファイル作成 に戻る

63Pear Villageに戻る